刹那に動く光は,意味を持っているのかもしれない。光の強さ,点滅する速度,点滅するリズム,冗長になにかを語っている。そこに般若がいる,鬼がいることも,知ることができる?
ケンブリッジ大学の準教授が,特殊な光検出装置,いくつかのハードウェアがあれば,CRTモニタをみることなく,漏れる光だけでモニタの内容を細部まで識別できることを発表した。太陽光などがあると読み取りは難しくなるが,今後まったく新しいプライバシーへの脅威になるかもしれない。
面白い(^_^。以前あったモデムのLEDランプでデータの内容がわかるというのもすごいと思ったが(過去記事),モニタをみずにほわんと漏れる光だけで書いてあることがわかるなんて,なんか妙に惹かれる。その以前にあったLEDランプについて云うと,最近2台のパソコンをネットにつなげて,ひとつのパソコンはモニタでみているのだけど,もうひとつは画面をみずにサーバーとして使っていて,たまにLEDランプがカチカチと動くのをみている。
で,あ,今アップロードしているなとか,ダウンロードしているなとか,相手との通信速度は20kb/sぐらいだなとか,50kb/sぐらい出てるなというのがだいたい推測できてる感じがする(もちろんLEDランプは点滅しているだけで)。間違ってるときも当然あるんだけど,あってるときが増えてる感じがする。どうランプの点滅が違うんだと云われても言葉で説明はできず,みてるとわかるとしか云えないんだけどね(^^ゞ。なにげに,光だけで理解できることは多いのかもしれない,と思う今日この頃なのでした。
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